どろかけ地蔵

安倍文殊院(あべもんじゅいん)の西に広がる、橋本(はしもと)集落(しゅうらく)のほぼまん中に青木山という山があります。その中腹(ちゅうふく)に3つの池がならんでいます。南のはしの古池の近くに「どろかけ地蔵(じぞう)」があります。
 むかしから、「子どものできもの(ひふの炎症《えんしょう》)をなおしてくれるお地蔵さん」として知られています。自分のなおしてほしいところと同じところに「どろ」をぬると、なおるといわれています。そのため、このような名前がついたといわれています。
 どろかけ地蔵のほかにも安倍小学校区にはたくさんのお地蔵さんがあり、今も地いきの人から大切にされています。

 

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