車速感応ドアロックの装着

2003/11/07更新

前車には車速感応ドアロックが装備されていましたが、事故時に脱出が遅れるのを恐れて、むしろ邪魔に感じていました。しかし子供が乗るようになってからは、走行中や停車中に誤ってドアを開いてしまわないように、常にロックしておく必要性を感じるようになりました。

残念ながらエスには車速感応ドアロックは装備されませんので、八木澤さんのページから「車速感応ドアロックユニットDLU01」を購入して装着しました(現在はDLU03までバージョンアップされているようですが、基本機能は同じようです)。機能的には申し分なく、取り付け方法も上記ページに詳細に記されていますのでそちらを参照いただくとして、ここでは、NISなりの取り付けの工夫を紹介します。



以下に車速ロックの動作パタンを示します。オリジナルの状態(取説どおりの状態)だと、IGオン後に車速が15km/hを越えた時点で一度ロックがかかるだけで、それ以降はいくら開錠・乗降があっても、車速ロックは動作しません。ところがNIS流に示すようにカーテシスイッチ信号、ドアロックアクチュエータ信号を入力することで、かなりの場合をカバーできるようになります。ただし「アクチュエータ信号」は検知できても「開錠そのもの」を感知する手段はありませんので(4)のように手動でアンロックした場合は、残念ながら車速ロック動作させることはできません。





以下に、「ドアロックユニットDLU01」の配線方法を示します。集中ロックでの開錠を検知するためにドアロックアクチュエータ信号を、またドアの開閉を検知するためにカーテシスイッチ(前後)の信号を黄線および橙線に入れています。本来(オリジナル)の接続方法だと、黄または橙に信号が入ると、青線がONとなり自動アンロックが動作するのですが、NIS流では未接続ですのでその機能はありません。

シフトを「P」に入れたときでも、開錠せずにおきたい場合もあるので、個人的には自動アンロック機能の必要性は感じていません。

 オリジナルNIS流

IG電源

アース

ドアロック線

ドアアンロック線

車速信号

Pシフト信号(+)

Pシフト信号(-)

(未接続)

ドアロックアクチュエータ(アンロック側)

CTY




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