よくあるお問い合わせとHELP

HFホイップアンテナのセッティングについて

少なくとも当工房製のアンテナについては、このような取り付けをしないようにお願いします。

1 複数のアンテナを同時に着けないでください。

極端な例では、同じ側のルーフサイドに数十センチの間隔で取り付けてSWRが落ちない、もしくはインピーダンスが違うとかの問い合わせがあります。
「メーカーのものを使っているときは何ともなかった」と言われるのですが、それは性能が悪いからです。

2 ローディングコイルは車体より上に出してください。

インターネットをやっていない方から何度も電話がかかってくるのですが、全く要領を得ませんでしたので写真を送ってもらいました。すると、30センチのマスト(ボトムエレメント)であるにもかかわらず、牽引フック基台にセットされていました。
               * 画像の車は無関係です
オリジナルモービルアンテナにステーなど必要なのですか? モービル運用を前提にしたものです。基台さえしっかりしたもの(市販アンテナを使用できるものであれば)であれば何の問題もありません。むしろ、市販品の方がステーを必要とする場合が多くあります。
全長は何センチありますか? 本意の長さではありませんが、ご要望が圧倒的に多くなっていますので、現行は140〜160センチです。
重量は何グラムありますか? 用いるコイル導線の種類や太さで異なりますが、おおむね700〜1200グラム程度です。
コンデンサーは何処に入れますか? 給電部コネクターに組み込みます。製作時に50Ωにしておいても取り付け位置や方法が正しくない場合は異なる結果になりますので使用していませんでしたが、どうしてもATUに頼る方が多いので製作時に組み込むようにしました。
下部エレメントと給電部コネクターに接続してください。「何ピコ?」というご質問もありますが、これも取り付け位置や方法が異なると一概に言えない場合があります。
メンテナンスのための分解は可能ですか? メーカー製はもちろん、この種のアンテナはたいてい分解できない構造になっていますが、メンテナンスや改造のために簡単に分解できる設計をしてあります。
耐入力は何ワットですか? お答えしていませんが、モービル運用の免許では十分な耐入力です。
アースは絶対に必要ですか? 出来るだけ太く短く、良好な接地をおこなってください。
マッチングボックスは必要ですか? コンデンサーを入れない場合は、何らかの方法でインピーダンスの整合が必要です。マッチングボックスはメーカーによって性能が大きく異なりますので、説明書の指示に従って正しい位置に取り付けてください。
アンテナチューナーは使えますか? もちろん可能です。(コンデンサーを使用したものに限っては、その容量の大きさのため不可能です)
同軸ケーブルの長さは関係ありますか? モービルでは2〜3メートルにする人がいるようですが、重要なことです。7.050MHzの場合、300/7.050×1/2×0.67≒14.25 (メートル)です。
HELP
定格出力が出ない 1 無線機の定格出力に必要な消費電流を、得られない小さな電源や細い電源コードを使用していませんか?
2 インピーダンスの変換を正しくおこなっていますか?
SWRが落ちない 様々な理由があります。以下、過去の例です。
1 エレメントをいくら切っても落ちない。

エレメント長調整はインピーダンスの整合ではありません。 それは共振点を変えているだけです。 共振とマッチングは別のものです。
2 マッチングボックスではフォローできない。または最初の調整時と違うところで共振している。

アンテナの取り付け位置が問題になっている場合が多くありますが、以下が最も多く発生しています。
・ コイルが車体より上にありますか?
・ 他のアンテナと接近していませんか?
・ 建物や立木のそばで測定していませんか?
・ 十分な接地が出来ていますか?
・ 同軸ケーブルのハンダは大丈夫ですか? 短絡している方が多くありました。雨水の浸入も見受けられましたが、車外に露出するコネクター部分は必ず自己融着テープなどで防水処理を施し、アンテナを取り外して放置するときはコネクターに専用キャップをしてください。
・ マッチングボックスのIN/OUTを間違っていませんか?
(インピーダンスにもロー・ハイがあります。そのときはメーカーの表示は無視してください)
・ 無線機のアースは、まれに接地しない方がよいときがありますが正常な電流を得るために接地を心がけてください。
・ ステーに金属環を使っていませんか?
その他、金属をコイルに差し込んだりマストやコイルに巻いたり近づけたりすると容量が発生します。意外なところではコイルケースに貼ったコールサインステッカーが金属成分を含有していたこともあります。
 そ の 他 1 SWRが1:1.1にならない。

1/4λで1:1.2以下にはなりません。 アマチュア用のアンテナ・アナライザーで1:1.0を指す場合がありますが、微弱電波のため針が反応できないだけのことです。
2 交信中、目に見えて同調点が上がっていく。

極端なオーバーパワーで使っているため、スパークで全長が短くなっていくためです。市販のアンテナではコンデンサーが先にパンクしてしまいますが、コンデンサーを用いていないタイプは限界まで使えてしまうからです。
3 送信したら車体の各部で感電する。

アンテナのせいではありません。機器の各接続部を点検してください。
4 バンドのエッジからエッジまでQRVしたい。

Qの高いコイルを用いたアンテナの帯域幅は狭いので無理です。短縮していなくても「よいアンテナ」というものは帯域は狭いものです。
エレメント・ホルダーの内部での調整が限度ですから、それ以外でQRVしたければ数本のエレメントを用意してください。 または、チューナーをご使用ください。 コアを用いることもできます。大まかには43材、細かい調整には61か63を用います。わざとアンテナに容量をもたせることもできますが、お奨めできない邪道な方法です。
デュアルバンド(7/21)で21は使えるのに7が使えない(SWRが落ちない)

製作講習会では何度も口頭で説明しましたし、お渡しした資料にも記載してあります。 2つのバンドのインピーダンスがそれぞれ異なります。 このアンテナをデュアルバンドにした場合、21は偶然50Ωになったので使えていますが7はローインピーダンスですから変換しなければなりません。 何度も言いますが、インピーダンスの整合なしではSWRは落ちません。

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