三重県松阪市柚原町
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祭 神
建速須佐之男命ほか計十七柱
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神社名は「あららぎ うきはく 神社」と読みますが、略して蘭神社(あららぎじんじゃ)と呼ばれることも多く、地図などに「蘭神社」と表記されることが多々あります。明治末期、現松阪市柚原町の蘭神社、与原町・後山町の宇気比神社、飯福田町の白山神社が合祀されたため、この名になったそうです。 |
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祭神は合計17神を祭祀し、これは前記の3社の他にも近隣の神社を合祀したためかと思われます。三重県の神社はこのように多数の祭神を祀る場合があります。ですが、蘭神社はかつて荒良岐神社であり、当社の本来の祭神はタケアララキ神スサノオであったと考えられています。 |
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各地の白山神社は、その祭神としてイザナミを祀る場合と菊理媛(ククリヒメ)を祀る場合があります。白山神社の総本社石川県白山市の白山比v神社では、祭神の白山比v神を、古い時代にはイザナミとしていました。が、江戸期にククリヒメ神と同一視するようになりました。
当社祭神17神の中にククリヒメは祭祀されておらず、このことから、合祀される以前の白山神社はイザナミを祭神とする神社であっただろうかと推測されます。 |
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深い森の中に鎮座する雰囲気の良い静かな神社でした。小雨の日の参詣であり社前の川の流れもきれいだったことから、まるで水の神を祀るような女性的な雰囲気でした。 |
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