東明寺
奈良県大和郡山市矢田町

宗派 高野山真言宗

山号 鍋蔵山

本尊 薬師如来


693年(持統7年)、天武天皇の皇子にして日本書紀の編纂に携わった舎人親王、その人の開基によると伝わる古刹です。



本尊薬師如来坐像は国の重要文化財に指定されています。本堂内に安置される吉祥天立像・毘沙門天立像いずれも国指定の重要文化財。拝観は予約が必要とのことです。他に、鎌倉時代の七重石塔や鎮守社八坂神社があります。

アジサイで有名な矢田寺のやや北にあり、隠れ古寺の名に相応しい山深い場所にあります。車どうしが対抗できない細い山道はハイキングコースにも利用されており、その道の突き当たりに東明寺が位置します。



紅葉の名所でもあり、本稿筆者が訪れたのも秋の紅葉の時期でした。本当に見事な色づきの木が何本も。山寺として趣深い寺院でした。
●境内社八坂神社●





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