DreamSoda Kaibun2013

DreamSoda

回文　2013年作品

エモい鬼の枕、熊の臭い萌え

冴えない大脳の偉大な餌

血ィ吐いて固定、配置！

ダセェの燃せ！二度泣け！題が長いだけなど偽物、エセだ！

幾日未納？ドブ兄マシン「早く！」　急く夜半　しまいに武道の道に悔い

リフレイン三度　とうとうドブ兄　胃にブドウ糖とビタミン入れ不利

第二部「ドブ兄（にい）だ！」

第一部「田渕・飯田」

断罪　母の留守　怒鳴るなどするのは犯罪だ

戻れた顔、何か言いたげ　雨の子の眼あげたい　いかに名を騙れども

針か。日時計なら要らないけど　光は？

SUNDAY晴れそう！　　それは遺伝さ

揉めたいか？　いつ探した？　私が殺意書いたメモ

なんか似てる　「手に鉋」

末世にのしかかる案山子の偽妻

「今！　兄い、殺せ！」　「かまいたち来る夜朽ちたい？　まかせろ（恋に甘い…）」

タレス「私の枕元に　友ら熊の舌忘れた」

君の孤独は庭に吐く　どこの幹？

内腔の色？　知るか　怒る白い脳喰いな

屋根板で娶る死者、死知ると愛でたい閨

手のひら覚悟　鱗の身撃たれ　魔の人魚　銀に飲まれた海の子　牢獄から火の手

撤回な。　でもね、　脳グミ・海馬（by神）　ぐうの音も出ないかって。

ヒイナは夜来る　「九時ね」　クマが巻くネジ　くるくる　酔わない日

誰か骸　死ねば下肢の原罪　懺悔の屍白く剥かれた

不快な蝙蝠飛ぶ夜、部屋へ呼ぶ鳥もう来ない寡婦

鈍色　死のコスメ試す　この白い美に

村に落ちた　今からかまいたちを睨む

無我を通す　この後退魔館に寄るなら　さらなる四人かまいたちの残す音拝む

村よりも還る震えか森寄らむ

確かな轟音　隕石　善き船員を雨後泣かした

味方「ルナ」「ラサ」もいて勝つ　他の地父の立つ家庭もさらなる高み　（短歌）

「下手、死んだ」　悔しき臨時の悶え声だもの　人力車九段下へ

わいわいとざわめく奴だ雷雨乞う苛立つ役目わざと祝いは　（短歌）

―長路―「旅の恥は掻き捨て」って好きか？　恥は延びた自我、な。