ほんとは5ヶ月のところで書いたのだけど。
あまりに長くなりそうだったので、別ページにしました。
つたないメニュー、開いてくれてアリガトウ。

■離乳食のメニュー

 1号のときに行った離乳食調理実習。はっきり言ってそのまま作ったことはないけれど、参考までにいくつか紹介します。

◆初期メニュー
◇◆米がゆ 米 大さじ1
水 50cc
1.米は炊く30分前に洗っておく。
2.分量の水を加えて火にかける。(鍋は厚手のものがいい)
はじめは煮立ったら鍋のふちに割り箸を二本わたして弱火にしてふきこぼれないようにじっくり煮込む。
◆かゆの種類と作り方◆
かゆの濃度 米と水の割合 食べさせる時期
3分がゆ 1:20 離乳準備(4ヶ月頃)
5分がゆ 1:10 5ヶ月頃
7分がゆ 1:7 6ヶ月頃
全がゆ 1:5 8・9ヶ月頃

■□■□私の作り方■□■□
はじめの頃こそ、ちゃんと作って漉してつぶしてとろとろのやつを作りました。でもすぐ冷ご飯をお湯に入れてレンジでチーンとかっていうのに変わりました。
◇◆だし汁 水 1カップ
削り節
こんぶ
水から削り節とこんぶを入れ、煮立ったら火を弱めてしばらく煮る。
■□■□私の作り方■□■□
結局一度か二度しかとってません。売ってる”離乳食用のだし”っていうのを使った。
◇◆卵黄蒸し 卵黄 15g(1こ)
だし汁 60cc
1.卵黄をだし汁でとく。
2.蒸気のあがった蒸し器に1.を入れ、中〜弱火で約10分蒸す。
3.中期になったらこれにとうふ、うどん、ゆでた野菜を入れてもいい。
■□■□私の作り方■□■□
一度も作ってない。とちゅうから大人の茶碗蒸を取り分けてあげたくらいです。
(あ、一応、たまごは卵黄から。で卵白が食べられるようになってからですが)
◇◆野菜ペースト じゃがいも 5g
にんじん 2g
かぼちゃ 5g
鶏レバー 10g
卵黄 5g
バター 少々
1.野菜はきれいに洗って皮をむき、乱切りにして水をかぶるくらい入れてゆでる。
2.やわらかくなったら裏ごしする。
3.レバーは血抜きしてきれいに洗って中まで火が通るようにゆでで裏ごしする。
4.野菜の裏ごしとレバーの裏ごしに卵黄を加え、鍋にバターを溶かしてかるく炒め、とろっとしたらできあがり。
■□■□私の作り方■□■□
これも一度も作ってない。それぞれの野菜のペースト、レバーペースト(BF)は作りましたが。
野菜はやっぱりかぼちゃ、じゃがいもが多かったです。あとほうれん草とか。にんじんはとろっと裏ごしするのが大変だった。

◆中期メニュー

◇◆しらす干しあえ しらす干し 5g
きゅうり 10g
レモン汁 1、2滴
1.しらす干しはさっとゆがいてみじん切りにする。
2.きゅうりは洗って湯通ししてすりおろす。
3.1.と2.をあえ、レモン汁をかける

■□■□私のアレンジ■□■□
きゅうりのすりおろしを湯通しした豆腐にかけるっていうのは何度かやりました。でもあんまり人気なかったなぁ。
◇◆ほうれん草のクリーム和え ほうれん草 10g
ささみ 10g
バター 5g
小麦粉 小さじ1
牛乳 大さじ2〜3
1.ほうれん草をゆでてこまかいみじん切りにする。
2.ささみはゆでてすりつぶしておく。
3.厚手の鍋にバターを溶かし小麦粉を焦がさないように炒める。少しずつ牛乳でときのばす。
4.全部をあえる。
■□■□私の作り方■□■□
見事に一度も作ってない。ほうれん草をつぶしてホワイトソースであえるっていうのは結構評判がよくて何度もやりましたが、BDのフリーズドライを使いました。(下を参照)
◇◆納豆入りお好み焼き 納豆 10g
小麦粉 大さじ2
タマゴ 10g
だし汁 大さじ1
キャベツ 20g
あおのり 少々
粉かつお 少々
バター 5g
1.納豆はあらくきざんでおく。
2.キャベツは細かいみじん切りにする。
3.ボールに小麦粉、タマゴ、だし汁、キャベツを入れ混ぜ合わせる。
4.フライパンにバターを溶かし、3.を流しいれ上に納豆をおき焼き上げる。
5.焼きあがった上にあおのり、粉かつおをふる。
■□■□私のアレンジ■□■□
当然これも一度も作ってない。お好み焼きは私たち大人(と2号の時は1号が)の分を作ったときに、キャベツをちょっと細かいめに刻んでおいて小さいのを作るってくらいの取り分けというのか作り分けは何度もしました。
これがまたなかなか評判よく、お好み焼きはよく食べました。(2人とも)
そして私は納豆が苦手なので全く食べなかったけど、保育園に行くようになってしっかり2人とも食べるようになったみたい。泊まりに出かけたときなんかは「ままー納豆取ってー」とか言いながら食べてますもん。保育園さまさま!!

◆後期メニュー
◇◆アップルコンポート(4人分) りんご 1個
レモン薄切り 2枚
牛乳 200cc
卵黄 1個
片栗粉 小さじ4
1.りんごは皮をむいてうすいいちょう切りにし、レモンは皮をむいて薄い輪切りにする。
2.鍋に1.と1/2の水を入れて弱火で煮る。
3.牛乳、卵黄、片栗粉を加えてよく混ぜ、弱火で焦がさないようにかきまぜてとろりとしたらできあがり。
4.2.のりんごに3.のカスタードクリームをかけて食べる。食パンやホットケーキにかけてもよい。
◇◆赤ちゃん向きハンバーグ 牛レバー 15g
牛ひき肉 15g
じゃがいも 30g
タマゴ 5g
にんじん 5g
小麦粉 2g
バター 少々
サラダ油 少々
1.じゃがいも、にんじんはゆでてつぶす。
2.牛レバーは血抜きして熱湯でよくゆでてこまかいみじん切りにする。
3.牛ひき肉はサラダ油で炒めておく。
4.1.の中に2.と3.を入れ、ときタマゴを加えてやわらかさをかげんする。
5.小さくまとめて小麦粉をつけて、バターを溶かしてフライパンで焼く。
◇◆むし魚のマリネード 白身魚 1/3〜1/2切れ
レモン輪切り 1枚
たまねぎ 小1/8個
ピーマン 1/8個
にんじん 5g
(ドレッシング)
酢 大さじ1
サラダ油 小さじ1
1.にんじんはゆでてみじん切りにする。
2.たまねぎ、ピーマンも細かいみじん切りにして、にんじんをいっしょにドレッシングで混ぜ合わす。
3.魚の切り身をさらに並べ、皮をむいたレモンの輪切りをのせ、水が入らないようにホイルでおおって15分蒸す。
4.冷めた魚の上に2.のドレッシングをかけ、20〜30分漬け込む。
5.あればゆで卵のみじん切りをかけてもよい。

 実にたくさんのメニュー(って言うんやろうか・・・)を教えてもらいました。でも実際にやってみたのはほんのいくつかで、ほとんど作ってません。何よりそのレシピに5gとか10gとか親指一本くらいとかって書いてくれたほうがわかるっちゅうねんっっていうような数字が並んでたこととか、実際に作ってみて、そのちまちました作業に嫌気が差してしまったことが原因(ひどい?ごめん、めんどくさがりで)かな?だって、大人のんでもこんなことしーひんのにー。
 友達には全て手作りでって子もいました。それはそれでその子の考えなんだからいいと思う。そう思う人はそうすればいいねんし、そう思えへん人はそうせーへんかったらいいねんってだけ。
(ナント豆腐まで作ったそう!すごいっ!うちにきて私の子供のも作ってほしいと思った。いいなぁ)
 赤ちゃん雑誌にもたくさんメニューが載ってます。その季節の素材を活かしたおいしそうなメニューがいっぱい。でも私にはできなかった。それだけ。

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 で、私がよく作ったものっていうと・・・
◆初期
◇◆野菜のペースト
   かぼちゃ、じゃがいも、さつまいもをゆでて一番最初の頃(離乳食はじめ)は裏ごし、初期はすりつぶし。ほうれん草も何度か。ちび鍋に少し作っても初期の頃はどうせ一口ずつとかしか食べないから、小分けパックに入れていっぱい冷凍しておいた。

◇◆豆腐のゆでたの
 絹こし豆腐をゆでてつぶす。これも最初は裏ごしして。しばらくたつとそれにソースやレバーペーストなんかをかけて食べさせた。とうふは冷凍できないから使う分だけ作る。

◆中期
◇◆野菜煮込み
 野菜を何種類か(たいていかぼちゃ、じゃがいも、にんじん、その他いろいろ)を賽の目切りにして、小鍋で煮る。ホワイトソース・デミグラスソース・ケチャップなんかで味をつけた。これはたくさんつくってやっぱり小分けで冷凍。

◇◆野菜・ツナ煮込み
上の野菜煮込みに油を抜いたツナをまぜたやつ。魚はやっぱりぱさぱさして食べにくいらしく、片栗粉でとろみをつけとくとよく食べた。

◇◆野菜・マカロニ(スパゲティ)煮込み
上のに、マカロニや小さく折ったスパゲティを入れる。大人にはやわらかすぎるくらいやわらかめにゆでておくと食べやすかったらしい。

◆後期
ほとんど中期と同じで大きかったりちょっと固めやったり。でもだいぶ大人の食事から取って分けることができるようになりました。幸いうちはタマゴもぎゅうにゅうもアレルギーがなかったので何でも同じものを食べさせてた。冬は鍋もよくした。(ミンチボールとか大根とかとうふとか取り分けが楽だったので)

 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

内田春菊さんの「私たちは繁殖している」にも書いてありましたが、「子供にはいいもの食べさせたい」って子供にはじゃなくてそれならいっしょにいいもの食べればいいやんって思い、すごくよくわかった。特別なことは必要ないって思うねんけどなぁ。


■ベビーフード
 離乳食を手軽に簡単にとれるようにしたベビーフード。「かわいそう」なんて言う人がいたって全然気にせず、がんがん使いました。二人目は特に外出も多かったし、常にレトルトをひとつとおやつをいくつか持ち歩くというくらいでした。
 「手作りの方が愛情こもってて・・・」「レトルトなんておいしくないでしょ」いろいろと聞かれますが、食べてみたらわかるでしょう。おいしいんです。ほんと。それに愛情の深さなんて手作りすることと全く関係ない。きりきりして作って食べてくれないって泣くよりは、楽して割り切る方が私にはよかった。それだけのこと。母乳神話と同じで、楽したい人はすればいいし、作るのがいいって人は作ればいいんですよね。まあ、それだけではお金も続かないから手作りもしたけど、ベビーフードさまさまって思うときも何度もありましたよ。

 基本的に家にいる間は作って冷凍しておいたもの。でも飽きてきたら家にいてもベビーフードも使ったし、ちょっとした外出なら作ったものをおべんと箱に入れて持っていったり。
要するにその時その時で、ちょうどいいものを使っただけで特に変わったことはしていません。ただ家にいてもソース類はBFをよく使いました。デミグラスソースとかホワイトソースとか、これがまたなかなかいけたみたいで、ちょっとかけるとばりばり食べるってことが多かったです。
 

◆ベビーフードのタイプ
◆◇フリーズドライ
お湯を注ぐと出来上がる。単品が多い(野菜のマッシュ、スープ、レバーなど)。スティック状で器にあけるタイプ(スープ類が多い)と、小さな入れ物にお湯を注ぐタイプ(マッシュ、レバーなど)がある。どちらかというと初期メニューやスープが中心。

◆◇レトルト
ほぼ完成した状態で1食ごとにパックされて売られている。レンジ、または熱湯で数分温めるとそのまま食べられる。中期以降のメニューが多く、品数も種類も一番多い。
外食でもパックをあければすぐ食べられるので一番使いやすい。

◆◇ビン
値段が一番安いように思う。冷蔵庫で2、3日は保存できるので、バリエーションをつけるのにいい。

◆安全性について
 国内で作られているベビーフードはメーカー7社(キューピー、和光堂、ピジョン、明治乳業、明治屋(ガーバー)、森永、雪印乳業)によるベビーフード協議会で規格に従って生産しているそうです。
 それぞれのメーカーで安全性について発表していますので、参照ください。
     明治屋
     明治乳業
     和光堂
     キューピー
     ピジョン
     森永(森永乳業から育児サイト)
     雪印乳業(雪印乳業から育児商品サイト)



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