出産まで

 年があけて、やっと休みに入ったときは、うれしくてうれしくて毎日何しようかと考えてました。写真の整理もしやんなあかんなぁ、本棚の片付けもあったなぁ、家計簿しばらくつけてないや、テレビみたいなぁ、見てないビデオ残ってたなぁ、ビデオの編集してないからしやんな、あ。入院の用意。
 結局できたのは、本棚の本のカバーをちゃんとすることだけで、あとはやっぱりテレビを見たり、入院用意をしたり、図書館で命名の本見た程度でした。なんだか、やっぱりやりたいと思ってることって何分の1もできないもんなのね。

 今回はぱぱの仕事が忙しいというのがまえと違うこと。もし一人のときや1号とふたりの時に陣痛がおこったら。ちょっと心配でもあり、待ち遠しくもありました。
それでも半休を取ってもらって、何度か病院についてきてもらいました。1号のときには一度も中に入ったことなかったけど、超音波でのモニターを見せてもらって。
 ぱぱがきているせいか、先生はいつもよりもじっくり。「これがあたま。ここにのうみそちゃんと入ってますわ」「これが心臓で、こう四つに分かれてるでしょ」「背骨が、、」
いろいろと教えてくれました。顔も見たかったけどちょうど向こう向いてて見えなくて残念。そうそう、ちゃんとおちんちんも見せてくれました、はい。

 予定日までは家でゆっくりしてたけど、ちょうど1週間前。そろそろ子宮口も1.5cmになってきてるから家でしこ踏んどきやと言われたのは、前といっしょでしたが、そのあとすぐ、風邪をひいたのかひどい下痢になりました。何を食べても水のように出てしまう。食欲もなくて、一日中家の中で、苦しんで、2、3日でやっとましになってきていました。

 2週間前くらいから、ずっと、「もう2、3日かな」「もうちょっとで出てきそうやな」と言われながら、全然その気配なし。1号のときは陣痛をつけて生んだから、今回はなんとか自然にいきたいなぁなんて思ってたのですが、そうは言ってもでてこないものはしょうがない。それでも1週間しか待てないといわれて、1月30日土曜日に入院することに決めました。

 

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