結婚した1995年の夏。ずっと欲しかった車を買ったのは、
当時の私たちにしてはかなり思い切った出来事でした。
大好きな車だったから、駐車場にとまってる自分ちのクルマを見ては
「カッコいいよなー」(バカ)と見惚れたりすることもあり。
ちなみにこの話をするとヒトには「ふふん」と鼻で笑われたりする。
ふーんだ。それだけ気に入って乗ってたらお互いとってもなじんだ素敵な空間になるじゃんかねー。

 それから、東京⇔奈良間を何度も行き来し、
ながの、新潟、九州まで旅した付き合いの長いナカマがついにいなくなりました。
昔から好きだったこの車。できることなら動かなくなるまで乗りたかったです。
いろいろな事情があって手放すことになったのですが、
最初手放すことが決まったときは泣いてしまったほど。大好きな大事な我が家のメンバーでした。

 どうか次のオーナーさんもこのコを愛してくれますように。
そして今度の車。今度こそ、動かなくなるまで、乗りつづけたいと思っています。
愛情たっぷり注いでしっかりと私のモノになってくれることを願っています。



最後だけね、と言ってボンネットに乗った二人。

私も最後に愛車と・・・。顔で笑って心で泣いて・・の図。

そして新入り。「おんなじやんけ!」と言わないで・・。