ファイヤーキングとは。 |
今もオーブンウェアの1メーカーとして存在する、アンカーホッキング(Anchor
Hocking)社。この会社の前身ともいうホッキング・グラス(Hocking Glass)社が、アメリカオハイオ州で1940年代から1970年代後期にかけて製造・販売していた耐熱ガラスの食器のシリーズです。 耐熱性に優れ、丈夫で実用的で、カラーバリエーションも豊富。その上安価で手に入れられることから人びとに親しまれ、当時のアメリカの家庭や学校、教会、レストランなどで幅広く使われていたようです。アドマグ(アドバタイジング マグ)と言われる、広告付きのマグカップはその代表ですし、レストランウェアと言われる、主にレストランで業務用として多く使われたシリーズもあります。 製造が終了となってからも1990年代初め頃までは、アメリカ各地のフリーマーケットや地元スーパーなどでも手に入ったそうです。 1990年代後半にアメリカでカリスマ主婦として有名になった女性が、TVなどで紹介したことから、人気が高まり、爆発的に広まったと言われています。 魅力は、豊富なカラーバリエーション、様々なシリーズ、なんといっても、ミルクガラスの柔らかい光は、実際に食べ物や飲み物を入れて活きてくるのではないかと思います。 私の好きなシリーズは、きれいなブルーの”ターコイズブルー”、透明感のある薄いグレーブルーの”アズライト”、それにミルクホワイトと呼ばれる、アイボリーとホワイトの間のような微妙な色合い。名前も”ターコイズブルー(TURQUOISE:トルコ石)”、”アズライト(AZURITE:藍銅鉱)”、”ジェダイ(jadeite:翡翠)”と、宝石の名前が多く使われているように、美しいものが多いです。 |
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私が最初にファイヤーキングを手にしたのは、まだ数年前。 最初は屋外のアンティークマーケットで、光の下にきらきらとするミルクホワイトのマグを見つけたことから、でした。 刻印の違いや、様々な種類、マグのカラーなど何も知らず(”ファイヤーキングのマグ”というモノの存在はもちろん知っていたんですが)、ただその光の透け感がきれいで、「これに飲み物を入れて・・・・」と想像してみるだけでも心が踊った。で、購入。となったのでした。 想像通り、紅茶を入れたときにきれいなこと。すっかりトリコになり、少しづつ集め始めました。 ファイヤーキングは、デザインの種類も色も本当に豊富。アイテムも、食器や花びん、灰皿と、雑貨も様々です。 私は、集めているとはいえ、コレクションして眺めているだけではなく、がんがん普段使いとして使用するので、コンディションにはそんなにこだわっていません。少々難あり。もたまには購入します。 という、お気に入りたち。少し紹介します♪ |
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Dハンドルマグ |
シリアルボウル |
一番お気に入りのターコイズブルー 左から、ホワイト、ホワイトアイボリー、ターコイズブルー。上からも。 |
アイボリーシリアルボウル。(右) |
ベジタブルボウル | スプラッシュプルーフボウル |
左はブルーモザイク、 右はターコイズブルー(もう一つあったのはナント Rikutoの頭とぶつかってお亡くなりに・・・涙) |
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カスタードカップ | オーバルプラッター |
アイボリーカスタードカップ(左)。シリアルボウルと比べると小振りです。 |
ホワイトとブルーモザイクのオーバルプラッター。 |
7'1/2インチプレート |
ディナープレート |
ターコイズブルーのDハンドルとセットでよく使います。 |
ブルーモザイク |
その他 |
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やっぱりかわいいターコイズブルー。クリーマー。 ちょっと花を活けたり、キャンディを入れたり♪ |
最近お気に入りアズライトのスープ/サラダボウル ターコイズブルーのマグと比べて青さが違います。 ちょっと藍色っぽいのです。 Azurite Soup/Salad Bowl |
難あり、Sサイズのみ、でも欲しかった ターコイズブルーのスウェディッシュモダンボール このティアドロップ形の可愛いこと♪ |