■今回設置を決めたさまざまな設備機器について

【ガスコンロ】
ロジェールガスコンロTDS64-W(オプションのガラストップ)
キッチンは、AIDAオーダーキッチンをお願いすることにした。リビング側には一体化した奥行きの浅い収納も追加して。
ガスコンロとして以前から考えていたのが、ロジェール。
フランスロジェール社のガスコンロは、コンロだけでなくガスオーブンもあって、こちらも人気。
正直私はガスオーブンには全くこだわりがなく、一昨年買ったばかりのオーブンレンジをそのまま使いたいし・・という程度しか気持ちもなかった。
ガスコンロについては、ガラストップカバーで使用していないときにはコンロを隠してしまえること、つまみがかわいいこと(国産各種メーカーのはあまりにデジタルとかタッチパネルとかごちゃごちゃいろいろ機能が多すぎ。電池とかもいるし。もっと機能はシンプルでいい!)、そして魚焼きグリルがなく薄い(わずか3cm!!)ので、コンロ下のあれこれを柔軟に利用できるかも?と思っていたのが採用を決めた理由。
そして、ぎりぎりまで悩んだ点は、その魚焼きグリルがなくて本当にいいのか、(AIDAさん設計のロジェールガスコンロご利用者からの情報で)中華なべが使えないらしい(理由は不明)、故障が多い、一つの外国製なので故障するとなかなか修理が・・・、つまりメンテナンス性が悪い。ちなみに魚焼きグリルは、友達が魚焼き器(って言うの?ロースター)をくれたので、そっちを利用することに決めた。

[使ってみた]
良いところ
やっぱり何といってもつまみがかわいい。4つ口あるので、たっぷり使える。フラットなゴトクとテーブルで、こぼれても掃除が楽。おまけにゴトク(でいいのか?)が左右二つに分かれてはね上がるので、上げてしまってすーっと拭くことができる。

悪いところ
今のところ特になし。ただ、火は今までに比べるとやや着きにくい。揚げ物はまだしていないので、不明。焼き魚、同じくまだしていない(煮魚ばっかり)ので、魚焼きグリルがない不便さもわからない。網で焼こうか。(4月30日)

(7月1日現在。ガラストップカバーを頼んでいたのだけど、それがやっと到着。国内品切れ、メーカー(フランス)注文中だったのだけど、何せフランス人。実に3ヶ月かかったわ^^;まあ、いいんだけど)

【食器洗い乾燥機】
National NP-P45V1PK コンパクト汚れはがしミスト フルオープンタイプ
汚れはがしミスト付き。マンションでは流し横キャビネットに組み込み式で使っていたけど、今回はキッチン流し横のステンレストップ下に引き出し式でビルトイン。容量は以前の3〜4人用から、6人用へ。

[使ってみた]
良いところ

うーーーむ。思いつかない・・・。あ、音が小さい。
悪いところ
お皿のセットがしにくい。洗浄の温度設定がやりづらい。容量は増えているはずなのに、以前よりも入れる食器が少ない?

正直、使い勝手が変わりすぎたのか、とても使いづらい。ただ、入れ方やセット角度なんかは、今にして思えば前のやつも上手く使いこなせるようになるまでちょっと時間がかかったと思う。だから、これから少しづつ慣れていけばいいのかな。
リビング一体型のキッチンだけに音が小さいのはとってもいいことだと思うし。

【オーダーキッチン】
今回、キッチンはAIDAオーダーキッチンをお願いした。
システムキッチンがイヤなわけではなくて、オーダーキッチンじゃなきゃイヤってわけでもなくて、正直何となく流れのままに・・・って感じが大きいのだけど(^^;)
まずカウンタートップはオールステンレスの1枚板。そしてコンロは上記ロジェールガスコンロ。食器洗い乾燥機は必須!!だったので、これもオススメのものをそのまま。これもまあミーレ、AEG、ハーマンとか外国製でステキなのがあったんだけど、食器洗い乾燥機については、「(ないと困るけど)あればいい」だったので、特にこだわらず。ガスコンロは見えるところだったので、ロジェールで、といった具合。
システムキッチンにしなかったのは、やっぱりこういう応用が効くところ、かな。「もう少し寸法を延ばして」とか「この取っ手はこれで」なんてのが自由だったし。それとやはり値段!同じく家造りを少し早いタイミングで始めた友達とショールームにも行ってみたんだけど、こちらもとりあえず希望だけ盛り込んで作ってもらった見積が300万円!!!実際にはそこから業者に卸して、で、その際に多少の値引き(数割の)はあると言っても、例え3割引でも200万だよ!いやはやとてもじゃないけど。で、だからと言って希望を削ったり妥協ばかりになるのはイヤだった。なんと言っても、毎日2回は立つ場所で、「ああしとけばよかった」「こうしとけばよかった」づくしになるのは悔しいじゃん。

[使ってみた]
良いところ
流し下を完全フルオープンにしたので、余裕がある。今はソファを入れてるけど、キッチン全体がきちんと片付いたらこのソファも横においておくつもり。そうすると、もう少し開放感がある。
ロジェールガスコンロに決めたから、空いたコンロ下部分に浅い引出を作ってもらった。これが大正解。キッチン周りのお箸やへらや泡だて器とか、こまごましたものをずらっと並べて収納でき、さっと手に取れる。今はきれいに片付いてない(とりあえず放り込んだ)けど、便利♪
その下のレンジ台のさらに下の同じく浅い引出も、ビンものストック・缶ストックを入れておくのにいい。



悪いところ
レンジ台を、ガスコンロ下の空いているところに作ってもらった。
けど、今までカウンター上で使っていたものが下になったから、いちいちしゃがまないといけないのは、不便かな。まあ、これも使っていくうちに慣れるだろう。
流しのカウンター向こう側に奥行きの浅い(奥行き17cm)収納を引き戸で作ってもらった。これはとっても便利なんだけど、そのせいで、カウンターの向こう側まで手が届かない。私の背が低い、手が短いため。
なので、こちらで調理したものを渡そうとすると、背伸びして押して出さないとだめ。まあ、これは仕方ない。


【お風呂】
INAXグランデベーシックタイプ アクアジェット
今までマンションの狭いバスルームに子供3人と入っていた私。お風呂が大好きでいつも長湯・・・なんてことは決してなかった(出来なかった)けれど、せっかくのお風呂でとにかくゆっくりくつろぎたかった。で、希望。としてだけ、「ジェットバス・・ができたらいいなぁ」と設計段階で話をしてあったのだけれど、まあ実現はしなくてもしょうがないよねと思っていた。
ところが、設計段階での設備機器決定の際に、「浴槽はジェット付きならこのタイプで〜、ジェット無しの通常の浴槽ならこのタイプで〜」とご紹介いただいたのが、このINAXの浴槽。
で、悩んで悩んだ末、私のボーナス(分くらいはある)をはたいて、導入してみようか、という結論になった。

[使ってみた]
良いところ
やっぱり気持ちいい〜。くつろげる〜。バブルバスなんかもできて、子供おおはしゃぎ。私もニコニコ。

悪いところ
お風呂が長くなる。

気になるところは、掃除とかメンテナンスの面。永久に使い続けることができないのはわかってるけど、簡単に故障されるのも困る。まあ、気長に付き合っていこう。

【無垢床材】
家を建てたら、無垢板の床材でごろーーんと寝転びたい。と考えていた。
でも、寒いのが苦手で、少し足やノドを冷やしただけでも風邪を引く私。できれば床暖房を取り入れたかった。
ただ、設計途中にかなり悩んで、結局床暖房導入はあきらめることに。
経緯のところでも書いたけど、無垢の床材の場合、床暖房を導入すると相当反る、ゆがむ、隙間ができる、らしい。
「実用に耐えないほどでなければ・・・」と食い下がってみたけど、「実用に耐えないわけではないけれど、そう感じる程」隙間が出てしまうんだって(床材下の暖房パネルが見えてしまう程^^;)。
無垢の木は、施工前にいくら乾燥させているとは言っても、木本体にかなりの水分を含んでいる。
乾燥している季節には、その含まれた水分を放出させ、じめじめと湿った季節には、さらに水分を吸収し、それが木の調湿作用だ。それが、床暖房で木を直接暖めてしまうことにより、からからに乾いてしまう。完全に乾ききってしまった木に元のたっぷりの水分を吸収させることはやっぱり難しく、隙間のあいた状態になってしまう、というのが、設計士さんの意見。
で、悩んだ結果、断念。

[使ってみた]
良いところ
なんと言っても、手触り、足触り、気持ちいい〜。座っても歩いていても、これにしてよかった、本当に思う。
オレンジオイルのワックスを塗ってくれたので、入居前はオレンジの柑橘系の香りもふんわり。
今は木のにおい。さわやか♪

悪いところ
以前の防音クッション敷き込みのフローリングと違って、当たり前だけど物を落としたら、ごとん!と音が響く。
最初はやっぱり足が冷たい〜と思ってしまった。節があるので、汚れ(ほこりとか)が見つけにくい。(でも全然気にしないんだけど)