皆さん昔話「わらしべ長者」をご存知ですか?
大和国 長谷寺は昔話「わらしべ長者」のゆかりの地とされています。

「わらしべ長者」 の物語は、単に物々交換でお金持ちになったと言う
話ではなく、観音様を熱心に信仰する若者が、観音様のお告げを受けて
幸せになっていく観音信仰のお話です。 

毎月18日 長谷寺観音様のご縁日には、門前民家の軒先に わらしべ
長者物語の暖簾が飾られます。 ぜひ、民家軒先の暖簾をご覧下さい。





わらしべ長者の物語、はじまり、はじまり~!!







貧しい貧しいわらしべ君は、熱心に観音様に祈ります。
すると観音様から 「お寺を出て最初につかんだ物を
大事に持っていなさい」 とお告げがありました。







お寺を出て歩いていると つまづいて転んでしまいました。
そして一本の藁をつかみました。








ついてないな~と思いながらも、お告げのとおりに藁を持って
歩いているとアブが周りを飛び回ります。 うるさいな~。







わらしべ君は、アブを捕まえて藁にくくり歩いていきました。








すると向こうからやって来た子供がそのアブを欲しがったので
わらしべ君は子供にアブをあげました。
そして御礼にみかんをもらいました。








少し歩いていくと
喉が渇いて苦しんでいる人に出会いました。








気の毒に思ったわらしべ君は、その人にみかんをあげました。







その人はみかんを食べると元気になりました。
わらしべ君は御礼に反物をもらいました。








また少し歩いていくと、侍と倒れている馬に出会いました。







するとその侍が 「反物と馬を交換しよう」 と
言いだしました。
馬が可愛そうに思えたので、馬と反物を
交換する事にしました。








おい馬よ、お前が元気になるように
観音様に一緒にお祈りしよう。
わらしべ君と馬は、観音様の方に向かって祈りました。








すると馬はみるみる元気になりました。







わらしべ君と元気になった馬が歩いていると、大きな家の
主から 「急ぎの用で都に行く その馬を貸してくれ」 と
頼まれました。







わらしべ君は快く馬を貸してあげました。 
主は「3年ほど留守にする。もし帰ってこなかったら
この家をお前にやる」 と言って出かけて行きました。








わらしべ君は主の帰りを5年待ちました。







とうとう主は帰ってきませんでした。
わらしべ君はこの家の主になり幸せにくらしましたとさ。





おしまい。