コーギーが住む発電所

太陽光発電

エコウィル導入の効果

2009年10月に太陽光発電とガスエンジンコージェネレーションシステム(エコウィル)とのダブル発電を始めてから1年間で、 エコウィルを導入した効果がどれほどであったのかをまとめました。

2009年11月〜2010年10月と、2010年11月〜2011年10月のガスと電気の購入量をグラフにしてみました。 電気購入量は、買電量から売電量を引いた値となっています。 また、ガスと電気とでは締日が異なっていますので、各月の期間は、ガスと電気とで10日程度のズレがあります。

電気の購入量の変化

ガス購入量

電気の使用量の方は冬と夏に2つの山があります。 これはエアコンの暖房と冷房の使用頻度が増えるためだと思います。 春は冷暖房の両方を使用しないため、電力の消費量はかなり低めで、3月と4月はマイナス(買った電気より売った電気の方が多い)となっています。

ガスの購入量の変化

電気購入量

ガスの使用量は、冬に大きな山があります。 これは冬にお湯の使用量が増えるためですが、我家の場合はリビングとダイニングの暖房にガス温水床暖房(ヌック)を使っていることから特に大きな山となります。

エコウィル導入による変化

11月〜4月の6ヶ月(冬期)では、ガスの購入量はエコウィル導入前と比べて 128.5% に増えましたが、 電気はエコウィルの発電で賄えている分があるために、電気の購入量は前年の25.9%に減りました。

5月〜10月の6ヶ月(夏期)では、ガスの購入量はエコウィル導入前と比べて 150.8%に増えましたが、電気の購入量は44.3%減に留まりました。 やはり冬の方がエコウィルの効果が大きいようです。

通年では、ガスの購入量はエコウィル導入前と比べて 134.2% に増加、電気の購入量はエコウィル導入前の 31.8% です。 ガスの購入量は 134.2%に増えていますが、ガス料金はエコウィル導入による割引があるため、金額では 117.0%にしか増えていません。 こうして見るとエコウィルは、そこそこ光熱費を下げる効果がありそうです。