「 君は優しい 」
泣きたい 嗚呼 こんなにいっぱいなのに
何故 零れ落ちるものは いつも溜め息ばかり
泣けない 嗚呼 こんなに私は
何故 乾ききった瞳 君さえ映ればそれで良かった
All for one
One for all ...
皆はひとりのために ひとりは皆のために ...
ねぇ そんな君が 私はきっと好きだよ
ねぇ だけどワガママ? 叫びたかった ずっと
『 私だけを見てよ 』
『 私のことだけを想ってよ 』
『 私のためだけに生きていてよ ――― ・・・ 』
苦しくて 苦しくて 愛しさに名前を呼んだ
いつも変わらない君だから
それは私が願ってることなのに
底抜けに哀しかった 哀しかった ・・・
「 君は優しい 」
あきらめにも似た響き
何も何も 君のせいじゃないから だからもう嫌
忙しい忙しいって そんな言い訳 もうたくさん
君はそんな人じゃなかった
前のあの人みたいなこと言わないでよ しないでよ
忙しいっていうのはいいの 分かるの
何故って問えない私の心に気付いてよ
君に嫌われたくない 今はそれがすべて ・・・
狂いそうだから あともう少し
待って 待って 待って 待って ・・・
それで何かが手に入るのであれば
私は いくらでも 待つ