流れ星
私は優しくないし
君の言うように優しくもなれないし
それでも君の好きな私で居られるのでしょうか 私は ――― ・・・
何かを問いては泣きじゃくる
それが子供の心だというのなら
大人になるのもそう悪くない 思ったりして
この世界のすべてにおいて 『 本当 』 は見えない
『 本当 』 があれば 何もいらないから
この惑星にうごめく偽善者達の中から
もし 『 ホンモノ 』 を見つけてしまったなら
それは幸せなのでしょうか
『 ワタシハ イマ トテモ シアワセ 』
そう なら それでいい
来るものは未来でも 明日でもない
目覚めれば いつもそこにある 『
つまるところ 人間は 『 今 』 を生きるしか 能が無いということ
哀しくないよね
時が流れるなんて嘘
今はいつでも 『
『 ア ナガレボシ 』
見えたなんて嘘
来るはずのない未来に 願いなんかかけれない
冷たくないよね
触れた君の両手もきっと温かいって 瞳閉じるんだ
――――― すべては星のない 空の下 ―――――