―――――――――――――――――Thank you
君なしの 世界をこれから 生きてゆくくらいなら
君なしの 世界に初めから 生まれていたかった
何ひとつ 君と語れたわけじゃなかった
何ひとつ 信じること出来ない私だった
哀しみは いつも涙 流した後で気付くもの
哀しみは いつも光 通り過ぎた後で疼くもの
嗚呼 すべてはもう終わってしまった ・・・
嗚呼 すべてはもう遠い日々 ・・・
許されぬ 浮かび上がった過去の残傷の なんと鮮やかだったことか
許されぬ それでも私は精一杯 心から幸せだったんだ
この輝きの名が キセキではなかったとしても
この輝きの名が 私の心に刻まれ続けることを祈る
願わくは すべてを 「 素敵 」 と 誇れる日が来ればいい
願わくは すべての最期のその瞬間まで
「 素晴らしかった 」 と ただ微笑める
君を忘れない ――――――――― Thank you.
+コメント+
これは もしかしたら前の君のために書いたのかもしれない。
だけど もしそうだったとしても これは未来への願いです。
いつか今の君とも 来るはずの未来 ・・・ だと思う。
どんな形であったとしてもね。
出逢いがあったなら そこには必ず別れもある。
だからこの言葉があるんだよね 「 ありがとう 」
「 さよなら 」 じゃあ あまりにも哀しすぎる時だってあるから。
私はやっぱり 「 ありがとう 」 かな どんな時でも 最後はね。