時代




求め合いとか 平和とか


なんでもないフリして 考えてみた






人は皆一人だけど 孤独じゃない


伏せた瞳


土砂降りの雨に色がついた


ぶちまけたペンキ


濡れる世界


滅茶苦茶に染まった


私は 震える両手で 耳をふさいだ






――――― 『 助ケテ 』 ―――――






こんな私が 今 君を求めることは罪ですか


狂いそうだよ


狂ってるのか


私は今 かざしたはずの両手が見えずに


泣いているのか






――――― 『 何故 』 ―――――






透けた両手の向こう 月は何を哀れと傾く


平和なはずじゃなかったのか この島国は


何が平和だ 何が偽善だ






どうして 君にすべてを求めてしまう ・・・・・・







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+コメント+


旧 【 青き機械の翼 】 で 私が思うより 意外に反響があった(?)詩です。

私は こういう詩って実はめちゃめちゃ好きなんだけど。

一般的に見て あまり分かってはもらえないかなぁとか 思ってたりもしてたので。

Poemランキングで上位に上がった時は すごくびっくりしたと共に すっごく嬉しかったです v v

どことなく これは +色あせない太陽+ のページのほうに入れたほうが

いいかなぁとも思ったんですけどね。

私にとっては これは私自身のためって言うほうが しっくりくる気がして。

此処のページの代表作的な感じで 入れさせてもらいました☆