ワタシはとても綺麗です






ヒトを傷付けなければ 生きていけない私


生きようと思えば ヒトを傷付けてしまう私







それはまるで いくら足掻いてった切れないんだと知っている


鎖をそれでも断ち切ろうとする







微笑む青空 飛べない鳥


そんな そんな 愉快で皮肉な戯曲のよう







裂けた夜空 咲かない華


ワタシはとても 綺麗です


飾ることを やめました







ワタシは咲かない だから散らない


誇りならば 此処にあります







ワタシはとても 綺麗です







そんな そんな 卑屈で奇妙な


話をいつか 聞きました ・・・・・・






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+コメント+


とりとめのない ひとつのメルヘンの中で語られる そのまたメルヘン。

微妙に謎ですけどね 最初はあんまり気に入ってなかったんですよ。

でも 時間が経つにつれて 自分の詩で言うのも何なんですけど。

あぁ〜なかなか味わい深いところもあるんじゃないかなぁ〜。

ということで 本来載せる予定は無かったのですが 載せちゃいました。

こういう詩って すごく好みが割れるんでしょうね。 いかがでしょう?