硝子 −smile−






私は一体



どれだけ汚れてしまったんだろう

どれだけかけがえのないものを



忘れてしまったんだろう

失ってしまったんだろう





いつからこんなに



人生とか 考えるようになったんだろう

命とか 想うようになったんだろう





いつから私は



作り笑い

見せかけの自分

心にもない言葉





トモダチの事が嫌いになったんだろう

誰のことも信じられなくなったんだろう





なんで私は

なんで私は







どうしてこんなに 生きなきゃいけないんだろう







なんでこんなにまでして

なんでこんな思いをしてまで



明日も生きるんだろう

此処に居るんだろう





ただ息が詰まるばかりの この場所で





今日も私は 大嫌いな人間達に囲まれて

別に楽しくもない 面白くもない

けれど必死で

必死で 笑顔になろうとしている





なんで私は

なんのために



こんなに頑張って笑ってるんだろうとか

会話を弾まそうとしてるんだろうとか



思うことは いっぱいあるけど







私は 今はただ

私の仮面を かぶっているだけ

ただ無意味に

笑い合っているだけ





この世で1番最低で

馬鹿で傲慢でくだらない

人間という名の生物と





必死になって 笑い合っているだけ





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+コメント+


えーっと 念のために誤解を招くといけないので ・・・

この詩に書いてることが私のすべてなわけではありません(汗

もちろん こういう一面があることは事実だけど。

世界で1番人間が嫌いなことも事実だけど。

でも少なくとも今の私はとても幸せだし 人間もだいぶ好きになれました。

世界もキレイなものだと思えるようになりました。

もちろんキレイなだけのものでもないけど。

何にだって どんなに少なくても2つは面がありますよね。

明と暗 プラスとマイナス 光と闇

その中でも人間は すごく複雑な生物だと思うけど。

今の私っていうのは 人間がそういう生物だからこそ 成り立ってるものだとも思います。