最後の
君のためなら 何を捨てても良かった
愛せば また愛されるものだと
信じたかった 切なすぎる
涙は雨に溶けたけど
哀しみは何に溶けることも無くて
色あせないんだ 無色の世界
「 矛盾してるよ? 」
「 知ってるよ ・・・ 」
何も私の瞳に映らないで
何も私の耳に響かないで
何も私の心に触れないで
誰も私の涙ぬぐわないで ・・・
泣きたいの 眩しすぎる
太陽失った ギラつく世界
叫びたいの うるさすぎる
途絶えぬ反響 無音の世界
眼が開かないの
声が出ないの
心が空っぽなの
涙ばかり溢れるの ・・・
今 私の瞳から溢れる雫は
きっと何の 意味も持たない
「 じゃあ なんで泣くの? 」
「 知らないよ ・・・・・・ 」
誰よりも何よりも大切だった君へ
これが君に贈る 最後の