淋しかった




「 さよなら 」



言えた私なら

君との想い出は ただ美しいものだったのでしょうか

今 君にこの言葉を贈れば



ヨロコブ?

カナシム?

ワラウ?

アセル?



ねぇ 引き止めてくれますか ――――





少し すれ違いすぎたみたいです





「 信じてる 」



時に浮かべたその誓いさえ

空々しく思えます





「 何故 」



君が問いてくれるなら

私は答えましょう



「 あなたのことが 好きになりすぎたみたい 」

「 疲れちゃった もう ・・・ あなたを想うことに 」



それから一度 瞳閉じて





「 淋しかった 」





結局のところそれがすべて





以上 私の 「 さよなら 」 の理由







瞳上げて 再び君の姿見た時

心は何に 染まっているのでしょう

私がかつて 求め 愛してやまなかったその心に

この別れの瞬間になって やっと映ることが出来るなんて

皮肉なものですね



嗚呼 何も嘘じゃない



例え嘘でも 言葉として溢れたそれで

この世界にとっては まぎれもない真実

皮肉なものですね ・・・





私はまた 泣くのだろうか





果て無き空と 君への想いと 涙の数と ・・・・・・







涙の数だけ 強くなれる

それなら何故

私はいつも 泣いてばかりなんだろうね ・・・・・・





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+コメント+


壁紙 とっても気に入っているのですが 場所によっては少々文字が見にくいかも・・・

見やすいところにスクロールして読んでくださいね(汗

結局 君にさよならは言わなかったような気がする。

ありがとうも言えなかったような気がする。

でも ありがとうは時々 ふと思い出したように口にしてた。

君は気付かなかったかもしれないね。

だけどその 「 ありがとう 」 で きっと私はすべてだったんだよ。

「 淋しい 」 っていうのは 今ももしかしたら変わらなくて。

だけどそれば望みすぎだと自分でも分かってるから。

今の彼とは 自分の過去の二の舞踏んじゃわないように 精一杯頑張ってみるつもりです。

強がるのとはまた違うと思うんだよね。

無理 ・・・ はすることになるのかもしれないけど。

なるべく 「 淋しい 」 って思わないように 言わないように。

彼の前では いつも笑顔でいたいですから。