木の葉がひらり ひらりと舞った





『 ―――――――― ・・・ 』





私にはそれで充分だった


急に世界が色を失くした


私はついさっきまで 優しい桃色に身を染めていた


名も無き花に涙こぼした












君ヲ好キナノハ 私ガ誰カヲ 愛シタカッタカラ ・・・





ダカラ君ニ 罪ハナイヨ





モシモ私ガ 傷付キ 壊レテシマッテモ


ソレハ私ガ 勝手ニ自分ヲ傷付ケタ


自分デ自分ニ 刃向ケタ





君ノ言葉ノセイジャナイ





ダッテ誰モ 私傷付ケテルワケジャナイ


私ガ勝手ニ 傷付イテルダケ


ダカラ誰モ 悪クナイ


私ガ一人 壊レユク ソレデイイ











君ハ君ノママデ居テ


私ノ愛シタ


君ハ君ノママデ居テ







私ハ私ノママデ居タカッタケド


ナンダカ笑イ続ケラレソウニナイヨ


笑ウコトガ スベテジャナイケド


笑ウコトヲ 忘レタ命ハ


キット永クハ 生キテ居ラレナイノ











今 強サヲ求メル君ヨ


強クナリタイト願ウ君ヨ


忘レナイデ 笑ウコトダケハ


ソシテ 告ゲル














私ハ本当ニ 君ガ好キダッタンダ ――――― ・・・








――――――――――――――――――


+コメント+


この詩の壁紙 初めは真紅の薔薇にしようと思ってたんですよ。

それで 文字が灰色に光ってる感じで。

だけど 素材屋さん (DayBreakさんです☆) を覗いていて

この素敵なモノクロの薔薇の写真素材を発見(笑)

それまで描いてたイメージと反転して

少し明度の落ちた赤は 文字色として使うことにしました♪

いやぁ〜 詩を更新する時に何が楽しいって こういうレイアウト考えるのが1番好きですねー v v

久々にカタカナで書いてみた作。