一 週 間





         「 一週間って早いね 」







         君が言うから


         僕はただ微笑んでた







         だって君は知らないだろう


         君の居なかった一週間


         狂いそうになるほどさ


         僕にとっては長すぎた







         ねぇ 知ってる?







         楽しいと思える時間ほど


         流れるのは早いんだって







         時間は何も


         平等にはしてくれないんだって







         ねぇ 何が楽しかった?


         僕の居なかった一週間







         キ ミ ハ  ナ ニ ヲ  シ テ イ タ ノ ?






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       +コメント+


            この詩の最初の 「 一週間って早いね 」 というのは

            実は私の父が 「 一週間って早いなぁ〜 」 みたいなことを言っていて

            それに母が 「 ほんまやねぇ 」 みたいな対応をしていたのを

            何気に聞いていて ふと思い浮かんだものです。

            始まりはものすっごい野暮ったい(?)ような

            ごくごくありふれた庶民的な会話から

            なんだかものすごいところに展開していっちゃった〜って感じですね。

            一応空想上の詩ですが やっぱり内容は

            今の私にも少なからず共通してる部分はあります。









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