繋げない温もり
「 明日は無いかもしれないじゃん 」
言った少女の瞳は遠く
澄みすぎていて 僕は困った
「 信じているから眠るんだろう 」
怖くないわと首を振った
少女の仕草は ちぐはぐだった
「 明日になったら私は死なない 」
命の尊さ説くような
君じゃないのは 僕も知ってる
「 ある人の正義は ある人の偽善だ 」
守れるような僕じゃないこと
君の背中 傾く太陽
「 夕焼け空が好きよ とても ・・・・ 」
離したくない ずっと だから
初めて泣けた 君は笑った
「 また 明日も晴れるかな ――――― 」