5.電子的送迎管理法
・これからの高齢化地域社会、ますます送迎利用者は増大する。その送迎利用者要望と、送迎サポータ対応のマッチングの複雑性を簡便化し、特に若者に魅力ある形態にするために、LPWA電波(LoRa規格)を利用した方法と、web会話システムを用いた方法を試験導入した。

(a)LoRa規格電波利用送迎管理法(奈良先端大naistの指導)
<R1年度経過>
 ・利用者側端末子機が、高齢者に使い安いように、仕組みを検討。
 ・電波伝搬減衰実験(小学校屋上から、鹿ノ台の何処まで届くか?)
 ・宅内/宅内間、 宅内/宅外間 の電波減衰
 ・マルチホップス実験(宅内子機/屋外アンテナ/宅内親機/net経由して全サポータPC上に要望表示可能)で可能性確認
<R2年度>
 ・電波安定性と伝搬距離拡大の実験
 ・サポータPCへのカレンダー表示と統計計算
などをnaistと進めてゆく。

 電波利用送迎システム  190620 LoRa naist system.pdf へのリンク


(b)web会話システム利用送迎管理法(Code for Ikomaの指導
・KDDIのweb会話システムtwillioを用いて、利用者からシステムに電話し、要望を伝えると、サポータのスマホまたはPC上に要望がカレンダー形式に表示される。サポータ受諾のクリックで、利用者に自動電話返答がなされる。
・サポータ側で、仕組みの理解と操作習熟
・利用者に、仕組み、操作を説明し習熟を図る。
・データは、サポータPC(cybozu, kintone)から、送迎件数など統計計算される。
・R2年度は、利用者数〜10名程度で習熟を図る。
 当面、従来のExcel管理法と平行しておこなう。

<カレンダー上に表示された利用者要望リスト>
190920k calendar.pdf へのリンク

(c)近い将来、自動運転車との連携・融合を図っていく。上記(a)(b)のどちらを最終的に選択するかは、自動運転車との親和性に依る。

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