歌は世につれ…
〜28年間のマイブーム・ヒストリー〜
第2話
☆幼少期〜小学校時代
記憶に残っている歌に関する最初の思い出は、「ゴミやさん」である。私は小学校に入る前、週2回やってくるゴミ収集車のおじさんがなぜか大好きで、来るといつも窓際に立って手を振っていた。母親の話では、ゴミ収集車がかけていた「赤とんぼ」の曲が聞こえてくると、ダッシュで窓際へ駆けていってたらしい。だから今でも「赤とんぼ」といえば「ゴミやさん」である。
小学校時代、歌・曲といえばやっぱり運動会だった。特にかけっこの時のBGMは、熱い血をたぎらせるのに必要不可欠…と思っていたかどうかは別として、6年間で唯一印象に残っているのが4年の頃のBGM。曲は「銀河鉄道999」あのゴダイゴの曲である。
スタート前、ラインに立っている時この曲が流れてきた。イントロのキーボードとドラムの音を聞きながら、(よっしゃあ、やるぞー)と燃え上がったことを今でも覚えている。そういえば、歌詞の出だしも、
さあ行くんだ その顔をあげて
だったなあ。まさにピッタリの曲だった。
この頃は、歌謡曲に関してあまり興味がなかった。しかし世間の流れにはしっかり乗っていたようで、1年生の頃はキャンディーズ(特にミキちゃん)が大好きだったし、その後ピンクレディーもきっちりチェックし、なぜかLPが家にあった。(誰が買ったんだろう?)そういえば、樹木希林と郷ひろみの「林檎殺人事件」のドーナツ盤もあったぞ。確か、
ああ悲しいね 悲しいね
という歌い出しだった。うわぁなつかしー。
・・・つづく・・・