歌は世につれ…
〜28年間のマイブーム・ヒストリー〜



第3話

☆中学校時代

 やっとこの頃からラジオやテレビで音楽を聴き始めた。しかし、友達がハマっていたラジオの深夜放送(ヤンタンなど)を聴きだすのは、中2の終わり頃からである。なぜなら、中2の2学期ぐらいまでは夜9時に寝る生活をしていたから。なんて健康的な生活やったんやろう。
 初めて自分のこづかいで買ったLPはWHAM(ワム)。日本のポップスには興味を示さず洋楽に走ったのである。クリスマスソングの定番「LAST CHRISTMAS」の入ったアルバムだった。
 その後はDURAN DURAN(デュランデュラン)にハマった。貸レコード屋を駆け巡り、かたっぱしからLPを借りまくった。「THE REFLEX」という曲が有名なんだけど、みなさん知ってるかなぁ?
 あともうひとつ、TEARS FOR FEARS(ティアーズフォーフィアーズ)というアーティストにハマった。スズキカルタスのCMに「SHOUT」という曲が使われていたので、聴いたことのある人はいるんじゃないかな?
 私の特技?ドラムを初めてたたいたのもこの中学校時代である。毎年2学期になると音楽の授業で文化祭に向けてグループ合奏があったのだが、ドラムセットを使ってもよかったので中2の時私がたたくことになったのだ。記念すべき私のドラム人生最初の曲は、アニメ「うる星やつら」の主題歌「パジャマじゃまだ」。ロズウェルのメンバーには大バカにされそうなくらいポップな8ビートの曲だった。そして中3の時にもドラムをたたいたのだが、その時の曲は前述のTEARS FOR FEARS「EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD」。8分の12拍子というややこしいリズム(シャッフルビート)で、何度も足がつったのを覚えている。残念ながら、2年とも学級の代表選考会で惜しくも2位となり、文化祭行きはならなかった。



・・・つづく・・・