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待合＝栗材で出来た臼の花器に生けられた尾花（すすき）、白萩、竜胆（リンドウ）が涼やかにお客様をお迎え。（脇には杵が添えてある） 茶席＝大安寺前貫主の書「清風」と香炉は黄地六稜式灯籠形を使い月夜を想定。花は芭蕉の花と実を一種生けに。かぐや姫が５人の求婚者に難題を 持たせた一つに蓬莱山の珠の枝を所望。庫持皇子が持ち帰った花が芭蕉の花といわれています。
手前座＝杭州棚を高堂に見立て高堂から見る美しさを瓔珞文の碗と兎月の碗に注ぎ煎茶をお出ししました。菓子は着せ綿を使い夜露を受けた菊の花にのせられた綿がかわいらしく香気が伝わるようでした。 煙草盆＝縞柿と萩の枝で出来た器（豊雄斎）　灰落は雪月花　四季によって移り変わる美しさの総称で自然の中にのんびり遊ぶの意（京焼・白川）





　


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