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第三回大安寺観月会

日時:平成24年9月29日(土) 会場:大安寺

9月29日は十四夜の月、西の夕日と東の月が同時に見られる夜です。

(大安寺貫主・河野良文様による書)

前日十三夜の月を仰ぎながらのリハーサル風景(19時頃)です。

(公財)煎茶道 方円流 奈良支部 藤木夢園によります煎茶席のお軸(右から竹、墨画、清風)と手前座の設えです。

夕暮れ時本番前の本堂

大安寺貫主・河野良文様のお話「大和心を想う」

語り芝居「大和三山・三津山」 脚本・演出 立花青昇

大和三山とは、万葉集に歌われている畝傍山、耳成山、香具山のことで、其々の山を中大兄皇子、間人皇女、額田王とした物語と中大兄皇子、大海人皇子が額田王をめぐって争うという物語があります。その物語に題材を得て、世阿弥によって能「三山」が創られ、それを下敷きとして地唄「三津山」は生まれました。

『桂子は膳夫の公成との恋情の中で去ってゆく男の心を想い、忍び狂いに狂い死へと流れてゆく・・・、その心根は情念の中で自らの心に耐え切れず死に行く女。桜子はそんな桂子の心を知りながら、自らもいずれは同じ道を歩むのではないか?との心の揺れを持ちながら恋情の想いの中で、桂子の情念を恐れる。桜子が最後に見たのは、仏の姿ではないでしょうか』

語り (山田五郎)
桂子 (酒井瞳)

膳夫[かしわで]の公成 (菅 佑亮)
桜子 (紙谷一帆)

地唄三津山

地方 (菊聖公一)

立方 (立花青昇)

当日は接近しつつある台風17号の影響で生憎の雨模様、、、準備していた野外の舞台を急遽本堂に移して、ご本尊十一面観音様の前での公演となりました。出演者たちにとっては厳かな空間で言葉では表現出来ない緊張感と暖かさを感じながらの舞台でした。感謝

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