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乙一さんの『平面いぬ』を読みました。 死人は出ますが、どの短編にもグロい描写がなかったのが特徴。 収録されている「BLUE」に涙腺が大打撃を受けました! 表題作である「平面いぬ」自体は普通の良さでした。 伏線を使ってみよう、という印象を受けました。 収録されている「はじめ」は、どこかで殆ど同じ雰囲気の物語を読んだことがありました。 小学生が友達と一緒に悪さの言い逃れのために作り出した架空の人物である「はじめ」という女の子が、いつのまにか噂になります。そして、ある日主人公と友達の二人にしか見えない人間として現れ、仲良くなっていくが……みたいなお話。 溜まり場である下水道や、雨の中の事件といった雰囲気も昔どこかで読んだのと同じだったので、同じ作品なのかもですね。 「BLUE」は、魂のあるぬいぐるみの話。 これは読むべしです。 |
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