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Title: ダンタリアンの書架/三雲 岳斗
Genre: 読んだ本->ラノベ・ファンタジー
Date: 2010/04/26
Option: ★★☆☆☆ 誰でもオススメ度
★★★☆☆ こういうの好きな人へのオススメ度

ダンタリアンの書架/三雲 岳斗
内容(「BOOK」データベースより)
ヒューイは、かつて所領の半分を1冊の稀覯本と引き替えにしたほどの蒐書狂である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書の全てを引き継いだ。条件は一つ、“書架”を引き継げ―と。遺品整理に屋敷を訪れたヒューイは、本が溢れる地下室で、静かに本を読む少女と出会う。漆黒のドレスに身を包み、胸に大きな錠前をぶら下げた少女ダリアン。彼女こそ、禁断の“幻書”を納める“ダンタリアンの書架”への入り口、悪魔の叡智への扉だった―。

 作者の三雲岳斗さんは、大学時代に
 『海底密室』ってのを読んだナァ。
 年季があるだけに中々面白かったです。

 個人的に好きだった表現。
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 硬い表情のメイベルを見て、フランが声を上げて笑った。
「なんダ。最近の警察官は工場の案内もしてくれるのカ?」
 (犯人登場のシーン)
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 輝く銀髪を振り乱して、フランが笑った。世にも美しい少女の口から出たとは思えぬ、狂気に満ちた哄笑が響き渡る。
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 哄笑が響き渡るって表現が良いですね。
 だってノリノリですから。

 「こら、ヒューイ! ○○なのです。ヒューイ、ヒューイ!」
 ↑ちょっとあざといとは思った。



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