Top読んだ本>葉桜が来た夏/夏海公司
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Title: 葉桜が来た夏/夏海 公司
Genre: 読んだ本->ラノベ・ファンタジー
Date: 2010/04/26
Option: ★☆☆☆☆ 誰でもオススメ度
★★★☆☆ こういうの好きな人へのオススメ度

葉桜が来た夏/夏海 公司
内容(「BOOK」データベースより)
アポストリ―身体能力と科学技術に優れた、女性だけで構成される異星人。目が赤いほかは、外見的特徴は人間と同じ。琵琶湖周辺は彼らと人間が共存する居留区となっていた。高校二年の南方学は過去に起きたとある出来事からアポストリを憎んでいた。ところが、“共棲”と呼ばれる居留区のシステムに則り、一人のアポストリと同居することになる。彼女の名は、葉桜―評議長の姪でもある美しい少女だった。二人は激しくぶつかり合うが、その共棲にはある意図が隠されていて―。第14回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”受賞作。

 電撃小説大賞の奨励賞受賞作。同僚に借りた本です。
 内容はまぁBOOKデータベースを参考にしてもらうとして。

 忌憚なく申し上げれば、作者の比喩表現がとても下手であることと、
 主人公の異種族を憎む動機付けがあまりにも筋違いすぎるので、
 全シーンで共感できないのが最大のウィークポイントかと思います。

 最初から最後まで真摯な葉桜というヒロインは好感が持てますので、
 シリーズを通して徐々に好きになっていく物語なのかも。

 あと状況描写は比喩表現に比べて圧倒的に巧かったです。



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