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紹介にあるような、超絶、という感じではありませんでした。 でも充分な面白さだったと思います。 知識量、文章表現共に優れていて読みやすかったです。 ただ、設定の割りにやや盛り上がりに欠けた感があるかも。 読ませる小説の中では珍しい、設定で引き込むタイプの小説でした。 なので事件自体は枝葉末節みたいなものでしたね。 超記憶力、演算能力、自律神経すら自在にコントロール 出来る能力を持ちながら、感情も欲望も持っていないという 両極端な人間は、果たして生後どう育つのか、育ったのか?という点が 気になって気になって仕方ありませんでした。 余談ですが、登場人物の名前に脈絡なく色の名前が使われています。 作者は命名に困った時にとりあえず色から取ったのかな、と思いました。 茶谷、緑川、金城、灰谷、黒田、緋紋屋、 水島、青木、藍澤、赤岩、白石、浅黄 ピックアップしてみたら意外と多かった(;´Д`) |
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