Top読んだ本>“文学少女”と死にたがりの道化/野村美月
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Title: “文学少女”と死にたがりの道化/野村 美月
Genre: 読んだ本->ラノベ・ファンタジー
Date: 2010/05/10
Option: ★★☆☆☆ 誰でもオススメ度
★★★★☆ こういうの好きな人へのオススメ度

“文学少女”と死にたがりの道化/野村 美月
内容(「BOOK」データベースより)
「どうかあたしの恋を叶えてください!」何故か文芸部に持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが…。物語を食べちゃうくらい深く愛している“文学少女”天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な“お化け”の嘆きと絶望の物語だった―。野村美月が贈る新味、口溶け軽めでちょっぴりビターな、ミステリアス学園コメディ、開幕。

 友人から借りた本です。
 全体的に安定した文章、構成、キャラクタでした。
 扱ってる文学は『太宰治』。

 気になったのは中盤の脇役のシーンが、
 火サスの最後だけ見たみたいにやや中だるみしたところと、
 文学少女が紙を食べる物語的必然性がないことくらい。



 ただの恋愛お助け話かと思いきや、
 主人公が必死にラブレターの代筆を繰り返してるうちに発覚した

 相手が存在しないという展開以降は、

 完全に物語に引き込まれました。



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