Top>読んだ本>リベルタスの寓話 /島田荘司 |
∧ ∧ . ヾ(=w=;) Counter: URL:http://web1.kcn.jp/hal/ |
さて、今日は島田荘司さんの『リベルタスの寓話』を読み終わりました。 短編二つの構成で、もう一つは『クロアチア人の手』が収録されています。 どちらもユーゴの民族紛争を背景にした話です。 ただ『クロアチア人の手』の方のトリックは……ウーン。 ちょっと想像力を振り切られた感があるかなぁ。 実現には透視能力がいりますよね、最低。 一方、『リベルタスの寓話』の方は、民族紛争に RMTの話が絡んでいて、RMTについて良く頑張ったなぁというくらい 調べられていたんですけど、知らない人には意味不明なんじゃ、と思いました。 ネトゲでBOTを使って金を稼ぐ、なんていう概念の理解は、 例えば年配の人にはかなり難易度が高いんじゃないかな。 全体的に無理があったとは思いますが、こういう歴史があったことと、 解決時に明かされる現象の複雑さに関しては面白みがあって 良かったと思います。 あと石岡君はあざとすぎる。 この可愛いおじさんはいったい何なんだw |
Top>読んだ本>リベルタスの寓話 /島田荘司 |