豊山玉石集によると「昌泰元戌年十二月始て鳥居を建つ」とある。その後享保五年に再建され、その大きさは「高さ三丈壱尺横弐丈四尺棟梁天に横たはり〜」と表されている。
鳥居は明治十一年風害により倒壊し、額は明治四十四年に焼失した。元の鳥居の磯石だけが残っていたが、昭和三十四年の国道建設に伴い、南側の磯石が土中に埋められ、現在は北側の磯石のみが残されている。(3枚目の写真)
大鳥居跡の東には二基の大石灯籠があり、天保十二年の年号が入っている。(4枚目の写真)
現在は簡易的な鳥居が立てられている。