946年(天慶9年)9月20日、菅原道真公が影向した場所。正面には、かつて菅原道真公が座られた切石(幅1m,奥行1.19m、高さ43cm)があり、「切石御旅所」とも言われる。「長谷寺境内図」の中にも、切石が描かれているのが分かる。與喜天神鎮座縁起によると、神殿大夫武麿の家の前にあたる。
敷地内には、菅原道真公縁の切石と、石灯籠、石碑が立っている。與喜天満神社祭礼の際には、切石の上に神輿を置き神の顕現を再現するという宗教的にも貴重な祭典を現在も継承している。