まちめぐり

法起院

住所
桜井市初瀬776
概要
西国三十三箇所観音霊場番外札所。735年、徳道上人によって創設されたとされ、徳道上人を祀っている。西国観音霊場巡礼を始めた徳道上人が晩年隠棲した寺と伝えられている。当院は長谷寺の塔頭の1つで「開山坊」とも称す。
法起院 メイン画像

徳道上人により天平七年(735年)、創立されたと言われている。

本堂の左側には、「上人御廟十三重石塔」があり、上人が晩年当院の松の木の上から法起菩薩と化し去ったといわれ、当院の名前もそこからつけられた。

松の木に登られた時の沓脱ぎの石と言われる上人沓脱ぎ石、庚申堂、などが境内に配されている。

また十三重石塔の隣には、「はがき」の由来となったと言われる葉書きの木(多羅葉樹)がある。(2枚目の写真)

現在の本堂は元禄八年に長谷寺化主英岳僧正により再建されたものである。開山堂(本堂)に徳道上人の木像を安置されている。

法起院 詳細画像01 法起院 詳細画像02