徳道上人により天平七年(735年)、創立されたと言われている。
本堂の左側には、「上人御廟十三重石塔」があり、上人が晩年当院の松の木の上から法起菩薩と化し去ったといわれ、当院の名前もそこからつけられた。
松の木に登られた時の沓脱ぎの石と言われる上人沓脱ぎ石、庚申堂、などが境内に配されている。
また十三重石塔の隣には、「はがき」の由来となったと言われる葉書きの木(多羅葉樹)がある。(2枚目の写真)
現在の本堂は元禄八年に長谷寺化主英岳僧正により再建されたものである。開山堂(本堂)に徳道上人の木像を安置されている。