まちめぐり

連歌橋

住所
桜井市初瀬82
概要
長谷寺から與喜天満神社に通じるために初瀬川に架けられた橋で、元は太鼓橋だった。かつて月一回、與喜天満神社境内の菅明院で連歌会があり、長谷寺の僧侶がこの橋を通ってその会へ臨んだことから、その名がついたと言われている。
連歌橋 メイン画像

かつて月一回、與喜天満神社境内の菅明院で連歌会があり、長谷寺の僧侶が必ずこの橋を通ってその会へ臨んだことから「連歌橋」という名が付けられたと言われている。昔は太鼓橋であった。

連歌は室町時代から江戸時代末期にかけて行われ、長谷寺は国内一連歌の盛んな所であった。

また、連歌橋の付近一帯が源氏物語、玉鬘巻に出る「古河の野辺」でもある。

・いにしへもかく聞つゝや忍ひけん
  この古河の清き瀬音を
     (万葉集/読人しらず)

・涼しさは秋や帰りて初瀬川
  古河のへの杉の下かけ
     (新古今集/有家)

明治の初期には、初代町長が与謝野鉄幹と連歌を詠んでいる。

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