歌声は段々大きくなってきます。
 「ランランラ〜ン ラララララン………」
 ヌーも歌い出しました。
  「トンバイ トンバイ …………」
 ミルは、ヌーの姿を見つけると、走りよりました。
 ヌーとミルは、手を取り合って歌いながら家に帰って行きます。
 「トンバイ トンバイ …………」
 「ランランラ〜ン ラララララン………」
 「トンバイ トンバイ …………」
 「ランランラ〜ン ラララララン………」
 家に向かう二人の楽しそうな歌声が山の中に消えていきました。