大普賢岳ボッカ

山頂
大普賢岳
分類
無雪期ハイキング
日程
2008年4月27日
概要
和佐又スキー場〜笙の窟〜大普賢岳〜七曜岳〜無双洞〜和佐又スキー場
コースタイム
和佐又スキー場7:10〜笙の窟8:05=10〜大普賢岳9:13=18〜七曜岳10:35=40〜無双洞11:35=40〜和佐又スキー場13:35

 春山合宿に向けてボッカトレ

春山合宿の不帰峰3峰に向けて、体力で足手まといになるのはイヤなので、いつもの大普賢岳周遊のボッカトレをすることにした。岩場もあるし、手頃なトレーニングの場である。
 2リットルのペットボトル7本と他モロモロを詰め込んだら24kgになってしまった。
 自宅を午前5時10分に出て、和佐又スキー場には7時に着いた。ヒュッテで登山届を出そうと思ったが、以前のように用紙も置いていないし、提出箱もないので、まあいいかってことでそのまま出発した。
 和佐又山への鞍部から尾根づたいに登るが、ひんやりとした朝の空気は気持ちがいい。キツツキが虫をとる音が聞こえた。

 岩場と梯子の連続は堪えた

笙の窟を越えてから、右手の凹部を鞍部まで登り、そこから稜線づたいに進むのだが、岩場も出てくるし、梯子もある。
 荷物が重いので、大腿筋が堪える。また、それ以上にバランスをとるのが難しいことを発見した。荷物が軽いとなんともないところが、結構こわい。慎重にホールド・スタンスを探し、バランスを崩さないように登った。
 石の鼻を越えるとしばらくで、小普賢岳に着いた。一旦鞍部まで下り、そこから鉄バシゴのトラバース、そして登りの梯子だ。石の鼻から約30分で大普賢岳頂上に着いた。
 いままで、ひとりの頂上が多かったのだが、今回は後から単独の方が登ってこられていたので、証拠写真を撮ってもらった。  

 七曜岳までは難路

   

大普賢岳から七曜岳は何度も歩いているが、鎖や岩場があり、難路の部類に入るだろう。しかし、昔の大峰の香りがするようで私は好きである。途中で、3人パーティを追い越し、1時間20分ほどで七曜岳に着いた。

 無双洞への下りは長い

七曜岳から少し下ると無双洞を経て、和佐又スキー場までもどる道が分岐する。ここから、無双洞までの下りが、いつもながら長い。時間的には1時間なのだが、傾斜が急なのと、足場がよくないからだろう。沢音が聞こえてきたら、無双洞は近い。

 無双洞からの登りが核心

無双洞で5分ばかり休んだ後、歩き出したが、これから尾根を乗越すまでが、このコースの核心といっていいだろう。疲れが出始めた頃に、登りが続くのと、岩稜の登りが現れるからである。
 十分承知しているが、重荷で肩が痛くなり疲れたので30分ほど歩いた後、あんパンをかじるために10分ほど休憩した。
 少し元気になって、岩稜の登りに取りかかったが、以前よりも圧迫感がなかった。整備されたのだろうか。
 水平道に出て、なんどか谷をトラバースして、やっと和佐又山が見えたら、ヒュッテまですぐだった。
 結局、今回は6時間30分で一周したことになった。まあまあの線だろう。

 初めて行者還トンネルを通った

 帰りは、洞川で例の「ゴロゴロ水」を汲むために、初めて行者還トンネルを通過した。
  トンネルに行くまでの林道(国道なのだが)から見る山桜が山肌一面に咲いていてみごとだった。こんなすばらしい景色が広がっているとは、予想外の拾いものだった。

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和佐又スキー場の桜

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登山道の脇には雪が残っていた

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はしごの連続

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証拠写真

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大普賢岳・小普賢岳をふりかえる

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行者還林道からみる桜