台高・白鬚岳ハイキング

山頂
台高・白鬚岳
分類
無雪期ハイキング
日程
2011年5月5日
概要
東谷登山道〜小白鬚岳〜白鬚岳〜神之谷
コースタイム
5/5(木)林道駐車地8:20〜東谷出合8:30〜水場9:10〜主稜線10:00〜小白鬚岳10:25〜白鬚岳11:30〜小白鬚岳12:40〜東谷道分岐13:10〜神之谷14:40〜駐車地14:50

 初めての山

 白鬚岳は初めてである。6時10分に駅で待ち合わせ、車で川上村に向かう。
上多古のすこし先で、国道169号から川を橋で対岸にわたるのだが、 当初予定していた橋は通行止めになっていたので、少しもどったところにある橋で渡り、狭い村の道を神之谷に向かった。
 林道がv字に交わるところが広くなっており、スクールバスの転回場所になっている。駐車禁止の看板があったが、休日だし、スクールバスも来ないだろうということで、端に駐車させてもらった。
 

 予想外に整備されていた

 8時20分出発。東谷の出合まで10分ほど歩いて下る。
 出合付近の駐車場になるであろう場所はロープが張られていた。おそらく林業の作業場として確保しておくためだろうと思われる。
 「冒険より安全」という看板に見送られて沢沿いの林道を入って行く。15分ほどで滝の音が聞こえてきた。水量が少ないので迫力はない。40分ほどで、水場に着いた。
  ひたすらつづら折りの道を登って行く。道は整備されていて歩きやすいが、一箇所だけトラバース道が崩れて、ロープの張られているところがあった。そういうところは慎重に通過した。  

 稜線の道は落石注意

 稜線には10時に出た。帰りは尾根道を神之谷に降りようと思っているので、道を確認すると踏み跡が尾根を下っているのがわかった。道標はない。
 さて、稜線を小白髭岳に向かう。急登すること30分で小白髭岳に到着。木立に隠れながらもめざす白髭岳が望める。三角の鋭いピークになっている。木がなければ、槍ヶ岳に似ている。
  いくつものピークを越えて行くので、気合をいれて歩き出す。 ネットの記録でもさんざん述べられているように、たしかに急登、急降下がある。ザレている箇所もあるので、落石には気を遣った。  

 頂上の展望は抜群

 頂上には11時30分に到着した。周囲360度の展望が楽しめた。
 また今西錦司先生の石碑も三角点の横にでんと設置されていた。1500山目の山として登られたらしい。それにしても1500山とはすごい。裏には、「一山に一峯に偏せず、一党一派に偏せず 錦司」の書が彫られていた。
 10分ほど展望を楽しんだのち、下山にかかった。  

 尾根道は未知の道

 とくに急な下りには落石に気を使いながら慎重に下った。
 小白髭岳には12時40分に到着した。結構時間がかかっている。落合谷コース分岐には13時10分。
さて、これからが未知のコースである。下り尾根方面には道標がないので、多くの人が落合から往復しているものと思われる。
 尾根道に入った途端、踏み跡が薄くなったことを感じる。 標高1000m付近の急な下りは岩場を左に巻いて右手の鞍部にでるように道がつけられているが、荒れていて滑りやすく、ロープも張られていた。
 また、もう少し降りた820m付近からはヤブっぽくなっているところもあり、踏み跡が不明瞭な箇所もあったが、テープや地図、GPSの助けを借りて進んだ。
 標高866mのなだらかなピークには、「P866」と書かれた札がかかっていた。そこは14時5分に通過。里には14時40分に降りることができた。     

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東谷出合の標識

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水場

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くずれたトラバース道

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尾根道と東谷道の分岐

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小白鬚岳

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小白鬚岳から望む白鬚岳

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近くから見た白鬚岳

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頂上直下の赤い岩

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頂上にある今西錦司先生の碑

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頂上から見た大普賢岳

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尾根道

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山の所有を示す書き込み