シャクナゲ尾根から天ヶ岳

山頂
京都北山・天ヶ岳
分類
無雪期ハイキング
日程
2011年5月14日
概要
大原〜小出石〜シャクナゲ尾根〜天ヶ岳〜大原
コースタイム
5/14(土)寂光院駐車場8:05〜シャクナゲ尾根取り付き9:13〜天ヶ岳・大原への分岐10:53〜天ヶ岳11:35_11:55〜小出石・大原への分岐12:26〜寂光院13:35

 シャクナゲを求めて

 春は一斉に草花の咲く季節である。新緑とシャクナゲを求めて、国土地理院地図で尾根の名前にもなっているシャクナゲ尾根を登って天ヶ岳をめざした。  

 車道歩き

 自宅を6時20分に出発。奮発して京奈和道路を使ったおかげで、寂光院駐車場には7時50分に到着。
 小出石まで、はじめは車道歩きである。1時間余りで小出石に着き、そこから国道を離れ府道へ。しばらく歩いて、左へ川を渡る林道に入ってすぐがシャクナゲ尾根への取り付きである。
  林道入り口には「天ヶ岳登山口」の小さな標識。さらに尾根の取り付きには「大原の里十名山・天ヶ岳登山口」の標識があった。  

 シャクナゲは終わりか

 3日間降り続いた雨で登山道には杉の葉が所々たまりになっていた。
 30分ほど登り、尾根道に入ると北斜面にシャクナゲが現れたが、ほとんどの花が地面に落ちていた。まあ、それもきれいといえばきれいだったが・・・。しかし、高度をあげるにつれて、ほぼ咲き盛りのシャクナゲも見受けられ、シャクナゲ鑑賞にはギリギリセーフといったタイミングだった。
  送電線の鉄塔には10時40分頃に着いた。、抜群の展望が広がっていたが、このあたりだけ道が荒れていた。
  大原への分岐を過ぎ、天ヶ岳に向かう。まだ、道の北斜面にはシャクナゲが見受けられた。さすが、シャクナゲ尾根というだけのことはある。  

 天ヶ岳

 百井への道から左に分かれ、天ヶ岳への道に入った。10分ほどで、天ヶ岳山頂だったが、気分的には長く感じた。
 数人の登山者がいて、あとからも次々登ってくる。それまであまり人を見かけなかっただけに、にぎやかな印象を受けた。
  山頂から鞍馬駅に降りる道が示されていた。エアリアマップで確認すると2時間程度で降りられるようだ。  

 大原へ下山

 昼食休憩をして、大原への下山をはじめた。小出石への分岐を過ぎ、歩きやすいトラバース道を下る。金比羅山、翠黛山の展望が大きく開けるところで小休止した。
 そこから大原への分岐はすぐだった。大原への道は広くて立派だったが、道は雨の影響か荒れていた。  

 フェンス

 20分ほど進むと、なんと正面に針金のフェンスが現れ、道をふさいでいた。横をすり抜けることもできない。谷筋から下ることもできない。戸があり、かんぬき棒が刺さっていた。勝手がわからないので、しかたなく柵を上から乗り越え向こう側に降りた。
 降りてみれば、かんぬき棒を横にスライドさせることができた。この柵は鹿や猪が入らないようにするためのものらしかった。
 寂光院まではすぐだった。もみじの新緑がきれいだったが、そこは完全に観光地だった。  

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林道への入り口

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尾根の取り付き

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地面にシャクナゲの花びらが

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まだ咲いています

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上のほうのシャクナゲ

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まだまだ咲いている

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天ヶ岳山頂

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金比羅山方面を望む

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フェンス〜どうやってむこうへ〜

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寂光院周辺