1月の川柳
近詠
掃く度にまだまだまだと散る落ち葉
コスモスを真似て風には逆らわぬ
普通の事がこんなに嬉し秋の天
紅葉を楽しんでます下山道
真っ青な空だやる気が満ちてくる
跳ね馬志望還暦の夫婦です
お互いを鏡にしてる凡夫婦
物食べる音だけ響く無言劇
相槌の間があき過ぎる隙間風
頑なに無口を通す意思表示
仲直りしたら出てくるお茶お菓子
迂闊にも考えとくを真に受けた
言うたやろ聞いたかいなが増えてくる
風向きを読んだか夫貝になる
母逝ってますます母が近くなる
一念発起10年日記買いました
題詠
祖母から母へそして私に知恵袋
ひねったら水出る恩をすぐ忘れ
軸少し軋みはじめた倦怠期
自己主張せずにおでんのまるい味
又かいなドタキャンいつも同じ人
恋終る待ちくたびれた予約席
ビデオに予約野球延長見越してる
一年たって漢方薬が効いてくる
三浪の末に医大の門くぐる
私の血たっぷり吸った蚊を処刑
仕返しにたっぷりワサビきかせとく
跡取へついつい批評辛くなる
辛い点つけるは見込みある証拠
手作りケーキラッピングにも凝りました
歓声に包まれイチローが走る
包まずに喋れと慈悲を仄めかす
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