お隣も同じおみくじ読んでいる
どうしても言えぬひとこと煮くずれる
たまさかに良い事もあるそれで良し
妻の旅あれもこれもと荷が増える
切手にも心をこめる見舞状
琴線に触れた言葉を貯金する
心の風邪引いてるらしい友の文
相槌を打つと本音がほとばしる
何よりの慰めでしたしらんぷり
なんでやとパソコンいつも怒鳴られる
義理チョコのちょっと気になるメッセージ
もう次の予定膨らむ釣仲間
束の間の幻でしたジャンボくじ
お土産に風邪も貰った里帰り
犬嫌い犬もそっぽを向いている
題詠
不況風師走の街を覆ってる
閉店セールの旗があちこち寒い街
暮れの街ジングルベルに急かされる
こだわらず利用してます七光り
惣菜も器次第で光ります
名刺では社長ですけど庶務もする
名刺だけ見てると偉い人なんや
花名刺高くつきます請求書
パパ似なら美人やったと娘が嘆く
さっき見た男に似てるモンタージュ
触れただけ家宝の壷がまっぷたつ
諦めがつく迄何度砂を噛む
宅配便預かるだけのお付き合い
家具屋からセールス電話適齢期
それなりに絵になる我が家雪化粧
茶柱にパワーを貰い朝を出る
まだパワー孫には負けぬ腕相撲
土壇場のパワーで出来た人助け
ゴミ溜めて馬耳東風の暮し振り
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