6月の川柳

近詠


たんぽぽも私も風を待っている


花に水私に欲しいほめ言葉


百度石願うたんびに丸くなる


電子音やたら気になる疲れてる


写メールでおんなじ虹を君と見る


念には念入れて病をあぶり出す


まだ入れますと保険屋寄ってくる


我ながら恐い逆立してる顔


トラウマか電話嫌いになりました


こんな時亡母ならなんと言うだろう


信号待ちポカンと空を見ています


家庭内別居するにも部屋が無い


タブーには触れぬ友情長続き


秘め事のひとつを抱いている無口


幸せそうな顔でアンパン食べている


課題


まだくちばしが黄色いからと油断した


札束積めば宇宙にだって行けちゃうよ


肺炎こわい国際線のカウンター


被害者が見知らぬ町へ引っ越した


男の料理お金の事は考えぬ


手料理で君のハートを攻めまくる


買ってきたおかず美味いとほめられた


五合目まではのんびりバスで富士登山


後一歩一歩と頂上を目指す


独居の安否たしかめてます窓明り


疑いも無く浴びていた紫外線

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