8月の川柳

近詠


雲ながるともに流れて癒される


見上げれば空はいつでも貸切だ


吊革のブラブラ揺れて昼下がり


幸せな証拠いつでもありがとう


ぶつかって傷つき私磨かれる


忌に集う顔ぶれひとりふたり減り


長い梅雨友から電話よく掛かる


梅雨晴れ間メモを片手に駆け回る


写メールで君にアサガオ届けます


ハイハイハイほんまに腹の立つ返事


紫陽花の変われないまま枯れて夏


5 7 5で考え怒り静めてる


人間不信みんな自分で蒔いた種


課題


ご用心妻も持ってる核ボタン


光源氏のような夫で苦労する


男には魅力たっぷり魔女悪女


突っかかる息子も自分持て余し


珊瑚の帯留め亡母の温みがまだ残る


赤土汚染サンゴが悲鳴あげている


すいがらばかり増えて商談まとまらぬ


すいがらが決め手となったサスペンス


冷凍のフランスパンが凶器です


無言劇パンはいつもの様に焼け


首吊らなあかんと店主値引きする


吊革も悲鳴をあげているラッシュ


ハンモック揺れてお昼寝タイムです


ウインクに答えてくれたのは他人

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