7月の川柳



近詠


ウエストのあたりに夏を意識する H19年度京番秀吟抄


わがままと言われようともマイペース


褒められてだんだん消えてゆく個性


笑い話に出来る恥ならしれている


始まりは小さな嘘をついた事


無駄口の中から本音掬い取る


羽根布団ペタンコにして気を晴らす


別嬪さんが着てて嬉しい同じ服


ケータイを切って一日私の日


ガードマンのオーライ疑ってかかる


言わないでと言えば喋ってくれるだろ


洗濯物きちんと畳み今日終る


君の声聞くと元気が出るのです


忘れたと互いに笑う平和だな


課題吟


考える姿で風をやり過ごす NHK文芸選評入選


聞くだけで気が晴れるなら何ぼでも


もうあかん言うまで待ってから救う


妻同伴すべて仕切ってくれました


忘れるな高い傘だと言い聞かす


罰が当たるよ夫が家にいる不満


ひっくり返すと私の絵もピカソ


サングラス投げるQちゃんもう一度


今の今君が大事と気付かされ


プレイボーイの彼も今では孫自慢


パパママが今はオカンと呼ぶ息子


竹光と思わせぬ芸斬られ役


首切りの役目眠れぬ夜が続く


一刀両断辛口コラム胸がすく


ライバルのことさら眩し鬱続く


まばゆい人に見とれひと駅乗り越した

トップへ 川柳のひきだし 掲示板