2009・10月の川柳
近詠
お酒を飲むと正直になるのです
さんざんに責めて出てきた探し物
押し付けにならない様にアドバイス
夏バテをダイエットだと誤解され
捜してた言葉戻ってくる夜更け
体重計ご馳走食べた日は乗らぬ
洗濯の渦と問答して耐える
占いに頼る気弱になっている
鈍行にしてもまだまだ先がある
念押しをされて反抗したくなる
夏太りソーメンばかり食べた付け
癪やけどそっと値札を見てやめる
見切り品買って結局無駄にする
人のエゴ歯車くるう自然界
題詠
ゴキブリが走って無言劇に幕
逆転の瞬間絶叫するマイク
お人好し何時も難問抱え込む
縦型のおへそを目指す一万歩
片付けが済んだ頃言う手伝おか
勘定をする時何時も居なくなる
道楽を優先仕事休みます
ちょっとしか無いのにまめに床屋行く
痛いとこやんわりついてくる笑顔
考えておくとやんわり断られ
日に干したお布団心地よい眠り
生垣をフェンスにかえる老い支度
お金持ちなんやぐるっと高い塀
景品のコップ花瓶に化けている
丹念に磨かれコップ客を待つ
三個目の目覚まし止めてからダッシュ
エレベーター乗った途端にブザー鳴る
つまずいた石から貰う縁もある
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