H22・10月の川柳
近詠
暑いねと言う度貯まる貯金箱
最終回の予約時間がずれている
発送をもっての品が届かない
神様も無慈悲三度目癌告知
どう言えばいいのか受話器握りしめ
癒えていた傷が夜中に目を覚ます
わたし足もと夫は地平線見てる
2010年年間秀吟句
奇跡など起きずいつもの朝が来る
嬉しいな友の毒舌目が覚める
たくさんの薬自慢になりません
水いらぬ花で埃がよくたまる
納得のいく負け方で悔いはない
半額に弱い財布ですぐ開く
聞く方がよく知っているインタビュー
言い返す言葉寝床で思いつき
課題吟
料簡の狭さを自覚負けている
責任放棄子供は親を選べない
乱雑な机でないと落ち着かぬ
大声で叫びスッキリした谺
定年後妻がアレコレ指図する
逆コース歩いて脳の活性化
反則金の分だけビール我慢する
ネクタイを締めて解説元力士
ネクタイをしなくなったら粗大ごみ
感情に走っては駄目深呼吸
先走りしてはピエロになっている
食べて寝て明日へ活力ためておく
充電をしてます本を読んでます
投げられたタオル涙の味がする
ピカピカの命を包むバスタオル